

- 業者を競わせて、合見積りを取るのは、基礎知識が無から行います。専門知識を持つ人が傍におればその必要性はありません。
- 合見積りを取るのが分かれば、業者は他社に無い魅力的なパーツを一つだけ埋め込み、競合を排除します。
- 合見積りを取るのが分かれば、必ず素人に分からないところ(化粧を施せば隠れてしまうところ)で手抜き工事を埋め込みます。
- 机や椅子等の機器類の値引率(メーカーの標準価格に対して)は、メーカーの販売戦略ですから、メーカーによって大きな差があります。
- 同じメーカーの机や椅子等の機器類であっても、その値引率は自社の業績次第で値引率を大きく変更する時期があります。
明朗な「見積書」に「合見積」の必要はありません。
建物を建てるとき、必ず設計事務所が介在し、「設計費用」が発生します。
同様に、オフィス設計においてもオフィスレイアウトを含めたオフィス設計と金額の積算は必要です。
にもかかわらず、オフィス移転においては業者の無料奉仕が一般化しています。もっとも経験と知識と智恵を注ぎ込み、CAD技術等を駆使して多くの労力を使うところが無料奉仕ですから、どこかにコストが隠されています。
このことに「疑心暗鬼」となれば、オフィス移転の窓口担当者は「合見積」をとるという手段によって自己の職務を正当化するしか方法はありません。
プロジェクトマネージャーがつくことにより不明朗な関係を断ち切り、明朗な見積書が実現します。
業者を競わせることは得することでしょうか?
オフィス移転のサイトに、業者から登録料を徴収して、登録させた業者4?5業者に同じ案件を渡して競わせるものがあります。プロジェクトマメージャーの能力を備えていなければ、一番安易な方法です。大抵はオフィス移転の専門業者ではありません。
また、「オフィスレイアウト無料作成」というビジネスもあります。いずれのビジネスも、偶然に受注したときだけは採算が合います。しかし、失注したときは最も労力のかかる作業が無料奉仕では報われないばかりか、多大な損害です。失注の回数が増えた営業マンやデザイナーはどのように対応するでしょうか?
情熱を失い、「おざなりのレイアウト」を描き、「捨て値に近い見積書」を提出していきます。その被害に会うのは依頼主の「あなた」です。