

契約面積と実占有面積は、ビルの形状によって大きく異なっています。
間取りに工夫が出来ない業者は、不要な経路を作ります。
お客様の人事計画、採用計画などを考慮して、人員の増減を予測したゾーン設計は重要なオフィス造りのファクターです。
賃貸契約を解除して出て行く際の原状回復のことを想定したスペースの活用が大切です。照明、空調、防災等の設備機器を配慮した設計が重要です。
・賃料の坪単価を下げるためですか?
・不要と思われる施設や機能をなくすスペース削減ですか?
・コミュニケーションを円滑にし、重複する施設や機能を削減する統合移転ですか?
・賃料の高いビルにある必要のない施設や機能を賃料の安いビルに動かす分散移転ですか?
・オフィスのセキュリティレベルを上げるための移転ですか?
色々なオフィス移転の目的があると思いますが、移転先の面積を計算する時、
「今現在これだけの面積を使っているから今度もそれだけの面積は必要だ」「この施設や機能がこれだけの面積分必要なくなるから」「新たにこんな施設や機能がこれくらいの面積分必要になるから」というだけで、移転先の事務所の面積を決めてしまっていませんか?
本来、移転先の面積を決めるとき、経営戦略を反映したオフィス作りを考えた結果であり、それは部分的なものではなく、コスト削減から働き方やコミュニケーションといった多面的な考え方が必要ですし、一時的なものではなく、将来の変化に対応できるものでなければならないはずです。
そのためには、可能な限りのコスト削減の手法と、経営課題解決のために必要なオフィスとの関係に折り合いをつけることが必要です。
この作業を私たちは、
移転先の適正面積算出と呼んでいます。
こうした作業を通じて、スペースの無駄を徹底排除すると伴に、過剰なスペース削減による失敗のため再移転という悲しい結果を防止します。
使用目的合わせたスペース造り
分散しているオフィスを一箇所に集めるための移転であれば、関連部署の配置は重要です。共有できるスペースとして、商談室、会議室などは使用する時間効率を高めることを考え、個室方式で話し声が洩れないことが条件であったり、2〜3室を仕切ったり、人数によって広げたりできる造りにする。休憩室、喫煙場所はインフォーマルなコミュニケーションゾーンとして重要な役割を発揮する場所でもあります。
創造的・知的環境としてのオフィス創り
創造的で、知的なオフィス空間に創りかえる移転であれば、部屋全体の色彩や曲線を取り入れた廊下や部屋創りが考えられます。
曲線を取り入れると多少のムダが発生しますが、必要悪のムダです。ムダの部分を活用して絵画や写真をはめ込みます。また植物やいけばなで癒しの空間として活用します。
部屋の壁を白板代わりにアイディアを思いついた瞬間に書き込むことが出来るオフィスです。議論したり、プレゼンテーションが可能なITを最大限に活用できる機器を常備することも大切です。
ECOを考えたり、会社の品格を上げるオフィス作り
自然環境を考慮して郊外にオフィスを作るときには、通勤圏は重要なファクターです。環境が良なっても、優秀な人材の採用にマイナスになればその移転は失敗です。
温度や湿度の調節、自然光や空調というような問題に電気・ガス・水道等の動力をかけるようではECOとは言えません。
ECOを取り入れたオフィス作りは会社の品格を上げます。必ず考慮すべきポイントです。
賃貸オフィスの場合は現状回復費用をコストに計算する
玄関周りを改造したり、区切られた部屋を抜いて広い空間にしたり、廊下を無くしてスペースを広げたものは、明け渡すときに元に戻さなければなりません。また照明の照度の都合、空調位置の悪さ、防火扉など使い勝手の悪さから位置を変更することは良くあります。しかし、入居時にコスト計算しておく必要があります。